B**P
序盤からクライマックスの連続!
核戦争後に砂漠と化した大地、放射能汚染により人間の寿命は半分になり、水は人にとって貴重となったというステレオタイプな世紀末的な世界観。ステレオタイプな世界観だからなのか、世界観の説明を多く語るようなことはなく(オープニングのナレーションで語られる程度)いわゆる雑兵的なウォーボーイズ達のひゃっはーなルックスと小物感あふれる演技を見たとき、考えてみる映画ではないということを悟った。物語は最初から一気にギアを上げていき、砂漠でのチェイスバトルアクションに突入する。そこで繰り広げられるアクションはただただ暴力的で、ウォーボーイズ達の凶暴性に胸が高まる自分がいた。砂漠を引き返す地点に着くまでに、それぞれのキャラクターが語られると同時に関係性も強まり砦に向う途中のイモータンジョー達との戦いでは、関係性が出来上がった上でのアクションとなり数的不利ゆえに防戦となる中でニュークスの最後の行動は感動した。アンプを積んだ巨大な車に吊られたギタリストがいたり、とんでもないビジュアルが強烈で深く考えないで見ても映画自体のテンポとあいまって楽しむことができるが、マックス側の仲間達の人間関係が高まっていく過程を少しでも注意深く見ると、また作品の印象は変わってくるのも本作が名作と呼ばれる所以だろう。
ترست بايلوت
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